CT Colonography (CTC)
 (コロノグラフィー)

当院では、平成18年9月、GE社製最新CT装置「BrightSpeed Excel」を導入しました。このCTは、短時間で被曝が少なく、鮮明な画像により、三次元画像を構築し、大腸癌のスクリーニング検査に有用とされるCT Coonography (CTコロノグラフィー(CTC))検査も可能となりました。
CTCの検査方法は、通常の大腸内視鏡検査と同じ前処置をし、検査前までに便等の大腸内容物を排泄します。その後、大腸内に空気を注入し大腸を十分に伸展させ通常のCT検査を行います。この検査は内視鏡を用いることなく、がんやポリープを発見できる最新の検査法です。
CTCは低侵襲的に検査を行いますので、大腸内視鏡を用いる従来の検査法に比べ、患者様の苦痛も少なく、CT室に入られて検査が終了し、退室されるまで10分程度と短時間で検査ができます。
また、撮影された画像をコンピューター処理することにより、様々な角度から観察できますので、内視鏡では見えにくい襞の裏に存在する病変も確認できます。
この検査に腫瘍マーカー等の血液検査を加えることにより、がん発見の精度がさらに上がることが期待されます。

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大腸三次元画像

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CT内視鏡的画像

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